僕は君を守る為に生まれてきたんだぜ それは嘘じゃないぜ 紛れもない

 誕生日です。おめでとう私!ありがとう私!
 昨夜は地元の友人とお酒を嗜んでいたのですが(飲み放題のコースをお願いしたので浴びるように飲みました)BGMがハッピーバースデーの曲になりへえー最近の居酒屋さんは凝ってるねえ等友人と話していたらおいしそうなケーキ(大型チェーン店のケーキではない高級さ溢れる)が私たちのテーブルに運ばれてきました。ケーキのネームプレートには私の名前が。え?なんで?なんでこの店の人は私の個人情報を持ってるの?と酔ってる頭で混乱し軽いプチパニックになっていたら友人達が声を合わせて「誕生日おめでとう!!」
 えええええー。なんすか。君たち口裏合わせてたんすか。サプライズパーティーなんて生まれてこの方初めてですよ。でも酔っぱらってるしとりあえずろうそくの炎をフーと消し(ろうそくを消すという動作がうまくできなかった)シャンパンかスパークリングワインか忘れましたが(でも半分中身が残っていたので持って帰ってきました)サービスされ飲んでまた酔っぱらって浮足立ってタクシーで帰宅(歩くと斜めに進みます)。
 まともに頭が働くようになった今、貰ったお花と飲み干したウコンの力と冷蔵庫に入っているシャンパンだかスパークリングワインだかを見て夢じゃなかったんだと実感してます。あれ、酔っぱらってなかったら泣いていたかもしれない。
 生きてて良かったなあ。五六年前の自分に『将来こんな幸せなことが待ってるんだよ』と教えてあげたい。なんだ。結構いい歳の取り方してるじゃない私ってば。
 明後日試験だってこと忘れていいかな。もう少し幸せの余韻に浸っていたいの(シャンパンだかスパークリングワインだかの瓶を片手に)。