恋も夢も憧れも 止めないでいて

 そろそろ春だし社会復帰に向けて体力をつけないといけないなあ、と思いついたのが先週末。それから毎日表に出、ぶらぶら散歩をして「ああ、やっぱり家に篭ってるよりこうして外に出た方が楽しいわ」と実感した矢先にかかとの皮がずるむけました。これはあれっすよね。神からの思し召しで「汝、表にでるべからず」ってことっすよね。なんか前にも似たようなこと書いた気もしますがとりあえずかかと、痛い。

 専門の友人が四月に結婚式を挙げるということで結婚式初体験の私はまずは形から入るべきだろうと衣装と靴と鞄とアクセサリーとご祝儀袋を購入し、さあどんとこい!と身構えていたら『式は山形で挙げます』との予測不可能だったまさかの事態に唖然としています。…山形ってどこだっけ( ゚д゚)。
 困ったらまず最初にグーグル先生に質問すれば今迄の経験上まず間違いないです。『山形 場所』と検索をし、日本海側で新潟の上だと分かりふう、と一息。うん!遠い!
 だってこちとら日本の首都に住んでるんですよ。旅行だって京都から南と仙台から北には行ったことないですよ。この東京砂漠で生を受けゆるま湯の中で育ち、二十代も終わりにさしかかってるのに無職で引きこもりで地図の読めない私が無事にたどり着けるとお思いですか、神よ。とぶつぶつ呟いていたら式に出席する専門の同期がワゴン車借りてみんなで行けば怖いことなくね?と山形ツアーを企画してくれて事なきを得そうです。ああ、神はやはり迷える子羊を救ってくださるのですね…と胸でクロスを切ってみるもうち浄土宗だし。ま、イエス仏教徒でも許してくれる寛容な人ですからね。じゃなきゃ神様なんてやってられない。