ほんとうは息を止めてしまいたかった

 すごい波が来ましたよ。近年まれに見る超ビッグウェーブ。鬱という名の絶望の果ての使者到来。そして僕は途方に暮れる
 自分の手におえないほどの大物だったのでこれは時間さんに任せてあたいはずっと休んでいようと思ったのですが奴ら、容赦ないですよ。絶えずに三半規管系をえいえい攻撃して敵の平衡感覚をぐちゃぐちゃにして気持ち悪くなってるところにすかさず耳元で「ねえ、死ねば楽になれんべ?」って囁くんですよ。甘い吐息の名残がまだ首筋にくっきりと浮かび上がる夜更け。


◎警告◎
ここからは死ぬことを前提に考えたものすごく真っ黒な文章なので現在生きる気力が満ちている人だけお読みください。釣られないように注意。


 んで、実際問題死ぬことによってこの世からのドロップアウトできることははっきりしているのですがなにをするにしてもリスクはつきものじゃん?私が自殺することによって起こるリスクとは何か。まあ、自分には無いよな。死んじゃったら痛くも痒くもないわな。じゃあ、誰がリスクを被るかというと家族だわな。まず。この先3人もいる妹たちはきっと大恋愛かお見合いかで結婚を前提にしたお付き合いをしている彼のご両親とご対面します、そこで将来義母になるであろう奥様から「○○さんのお姉さまは若くして亡くなられたのですって?」って質問されて馬鹿正直に、「はい。精神病をこじらせた挙句に自殺しました」とか答えたら引かない人はいないんじゃねえの。下手したら破談になるかもしれんしな。
 あとはある程度仲良くしていた友達とかに軽いトラウマを残すな。「ウリコちゃんは助けてって信号を送っていたのに気づいてあげられなかった・・・!」みたいな感じで。友人には全く非が無いけれども異様に自分を思い詰めちゃう子っているじゃん?私を含めて。
 ああ、親を忘れていた。一番困るのはMy両親ですよね。手ばかりかかるくせに未だに親孝行のひとつでもをしようとしない無職の長女を養っていてくださっていらっしゃる、あの。エンゲル係数ばかりが高くなっているのでせめてものお返しに今日を持って一人分の食費・光熱費等が掛からないようにと善行だと考えてした事がまさかあんな大事になるなんて・・・。私が親だったらあてつけかと思いますね。お前、この年まで育て上げてやったのにその態度はなんだと。本当にこんな娘に早く見切りをつけて次へ行くべきですよ。いやあ、死ぬべき人間ていますね。ここに。私以外はみんな存在価値がありますよ。私以外の人は今を一生懸命生きるべきである。これは辞世の句にしたいわ。


 こんなにだらだら長く書けるってことは少しは回復してるんじゃねえのと期待して猫と布団に入ります。
 あー 明日になんか ならなきゃいいのに
 あー 明日になんか ならなきゃいいのに
                    (あぁエキセントリック少年ボーイより抜粋)