このまま君だけを奪い去りたい

りゅう/男/3歳
ウリコ/女/26歳
運命の再会〜愛のプレリュード・君がいた青空の下で〜


「(唐揚げに添えてあったレモンを手にして)これすっぱいよ?」
「えー本当に?(おおげさに驚くフリ)」
「はい(手渡されるレモン)」
「・・・(食べるフリ)あっ!!これ甘いよ!すごく甘い!(おおげさに驚くフリ)」
「!!!!(心底意外な答えが返ってきたという顔で)そんなことないよー!すっぱいよ!」
「じゃあ食べてみなよーすっごい甘いよー(レモンを差し出す)」
「・・・(不思議そうな顔をしながら口に運ぶ)やっぱりすっぱいよ!!(強い否定)」
「えええー!!本当にい?(そんなことはないだろうという表情で)」
「はい(手渡されるレモン)」
「・・・甘ーい!すごくあm」
以下向こうが飽きるまでループ


他人の子供よりも可愛いものはないと思う。
ボクが18歳になったらおねえちゃんにプロポーズしてくれないかな、という言葉は何とか飲み込んだ。大人として。